太古の中国

hetinese

2014年02月19日 19:32

占いが政治を決めるというのは、遠い出来事ではなく、
今でも、あちらこちらで、そういった事実が囁かれている。
実際のところ如新集團
その真偽は薮の中といったところだ。

太古の中国・殷の時代は「薮の中」ではなく公然と占いの政治が成されていた。
甲骨文字で知られるように亀卜(きぼく)で占っていたとされる。

どのような占いであったか知るべきは四書五経の『易経』。
易や占いについて書かれている。
繙(ひもと)けば、その中に、
『顛頤(てんい)は吉。虎視眈々』という文が出てくる。

この文の意味を簡単に言えば康泰領隊
「王が政治をせずに、下の者に任せよ。自分は、虎視眈々と見ていなさい」
ということらしい。
ただ、この「虎視眈々」は、
「虎視眈々と獲物を狙う」という風に使われているが、
本当の用法としては、上の者が目を光らせる行動を言うようだ。
ここでの意味をもう少し詳しく言えば、
「虎は、百獣の王者でもある。
吼(ほ)えることや牙を見せることなく、睨みをきかせよ」
ということになる。
すなわち香港如新集團
「王は、政治を下の者に任せよ。
だが、威厳をもって目を光らせておきなさい」の意味となる。


指導者というものは、牙をむいたり吼えたりするのではなく、
原則を離れていないか、
威厳の目で見つめていなさい、ということらしい。

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