言い伝えでは

hetinese

2014年03月01日 11:01

H2Aロケット23号機が打ち上げられ、
GPM衛星が軌道に乗ったことが確認されたという。
まずは、めでたし、めでたし。

その衛星を通じて地球規模の気象を観測し、
得られたデータから気象災害に対する予報精度を高めるという。
フィリピンで巨大台風が起こったり卓悅假貨
ヨーロッパで異常降雨がひき起す洪水が起こったりしている。
まさに、様々な「天変地異」が起こっている。

この「天変地異」という言葉、
暴風、雷、日食など、天空に起こる異変と、
地震、津波、洪水、噴火など地上に起こる異変を言うが、
そんな異変が起こるときには政変が起こるとも言われている。

鎌倉時代に編纂された『古今著聞集』や『今昔物語』は、
その当時の日本に起こった様々な出来事の説話が載せられている。
その中に、陰陽師(おんみょうじ)の安倍晴明について書かれている箇所がある。

言い伝えでは、晴明は識神という雑役神を使いマジックのような奇跡を行なったとある。
その彼が康泰導遊
「みかど(帝)、お(降)りさせ給うという天変ありつるが、
すでになりにけると見ゆるかな。
(天皇が退位するという変化の兆しが見えるが、もう既に起こってしまったと見ている)」
と表現している。
当時の帝は、花山天皇で、十七歳で即位し、十九歳で密かに退位した。
いくらなんでも早過ぎると誰もが思うが、
これを天空の様子を見ることによって、このように、いち早く察知したとされる。
天の変事が、地にも起こるということらしい。
晴明には、それを読み解く力が備わっていたようだ。

世界の情勢を見ると、ウクライナの問題やビットコインなど
ちょっと危ない急を告げる様々な動きがある牛欄牌回收

これから、このGPM衛星で天空の様子を探ることになる。

さて、晴明のように政変までも読み解くことが出来るのか?

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