2014年05月29日

こんな風に

どんな分野でも、時代を変えるような人物が出現する。
だけども、よく探ってみると、イノベーター(革新者"innovator")と
イミテーター(模倣者"imitator" )の二種類がある事に気づく。

今までにない形を創造して天台玻璃屋、一気にスターとなって行く人物がいる。
こういった人物こそイノベーターと呼ぶにふさわしい。
だけども、実際は二番煎じのイミテーターだったりする。
我々が、ここしばらくで見ることが出来たイノベーターの代表は、
"iPhon" などを作り上げたアップルのスティーブ・ジョブスを挙げることが出来るだろう。

イノベーターと呼ばれる人間は普段から、どこか人と違っている。
明らかに型破りだと感じる。
そんな歴史上の一人として、私は、詩人ボードレールを挙げたい。
彼こそ、19世紀の詩の分野で圧倒的な変革をもたらした人物と言える。
ランボー、ヴェルレーヌ、マラルメなどの革新的詩人たちも、
ボードレールがいなければ、果たして存在することが出来たか?
という気にもなる中一派位
やはり、ボードレールは、その生活でも半端ではない。
父親のジョセフ・ボードレールは、上院議員の議長を務めるなどした人物。
その父が、幼い頃に莫大な遺産を残して亡くなり、
成人するや正式に相続が決まったが、その遺産を瞬く間に蕩尽してしまう。
それにとどまらず禁治産者になるほど借金を重ね、落ちぶれてしまう。

こんな風に、イノベーターには並の生活が合わない。
スティーブ・ジョブスも短命に終わるなど、イノベーターには、どこか悲劇的な影がある。

その点、イミテーターは楽でいい香港如新
いいエキスだけを頂戴して、イノベーターの不備を小手先で改善するだけ。
要は、”パクリ”。
イノベーターが苦悩して作り上げたものをパクって注目を浴びる。

だけども、イミテーターよりもっと楽なものは、自由気ままに人生を歩んでいる普通の人。

ジャン・ルノワールの映画作品『どん底』で
泥棒役のジャン・ギャバンが、お金持ちの男爵に語るセリフに
「いちばんいい時間は王賜豪、草むらの上で昼寝すること」と出てくる、
その言葉が男爵の心を動かす。

何ものにもとらわれない、気ままな生活ほど楽なものはない。


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Posted by hetinese at 16:24│Comments(1)日記nuskin
この記事へのコメント
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BOOTS STRAP
Posted by BOOTS STRAP at 2014年06月02日 02:00
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