2014年12月08日

だけども

「つひに行く道とはかねて聞きしかど 昨日(きのふ)今日(けふ)とは思はざりしをmask house 好唔好
これは、『伊勢物語』に収められた在原業平の歌だが、
いわば辞世の句。
これを現代語に解釈すれば、
「いつかは冥途へ行くことになるとは、かねがね聞いてはいたけれど、
昨日や今日といった差し迫った状況になるとは、とても思っていなかったよ」

この歌のように、誰しも、いつかその日が来てしまうことは知っていても、
死期を迎える日などは、遠い未来のことのように思っているところがある。
いざ、本当に死期を迎えるとこんな気持ちになりそうな気がするmask house 面膜 好用


今年は、高倉健、菅原文太といった銀幕のスターが相次いで、
鬼籍に入った。
注目を浴び続けたスターで、80歳を越えたと言えど、
彼らこそ、昨日や今日に逝く人物とは、思えないところがあった。

だけども、誰にしても、
遂にその日がやってくるものである。

江戸時代の狂歌師、蜀山人(しょくさんじん)こと、大田南畝(おおた なんぽ)も
ちょっと、ユーモラスな辞世の句を残しているmask house 面膜 好用

「今までは 人のことだと 思ふたに 俺が死ぬとは こいつはたまらん」

たしかに、わが身と思えば、
こいつは、たまらん!


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Posted by hetinese at 11:33│Comments(0)記事
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